福岡市議会
民主・市民クラブ
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2.高齢期『家族と地域と施設の連携による安心とやすらぎの高齢化社会』
福岡市の特別養護老人ホームの待機者は7,000人を超えています。その「地方自治体の高齢者施設の総量規制」がこの6月の閣議決定で平成2012年度から撤廃されることになり、2012年度から始まる第五期介護保険事業計画により、自治体の財政力と本気度次第では施設整備を一気に進めることも可能となりました。しかし、お年寄りひとり一人の暮らしや生活に着目したとき、お年寄りやその家族は、「ぼけても今までの関係を保ちつつ、できる限り住み慣れた自宅や地域で暮らしたい」と願うのです。
 
従来の制度や施設を単純に拡充し財源を求めるだけでは、財政的にもたないだけでなく、家庭や地域から切り離された本人や家族にとっても幸せとはいえません。本来ある家庭や地域の支え合いの絆を支援しながら、家族関係や症状に応じたきめ細かな施策が必要です。そのためには、現状の入所状況や待機者の状況を的確に把握分析して適切な施策の方向を定め、先進的に『家族と地域と施設の総合バランスのとれた介護施策』を実施する必要があります。
 
【具体的施策】
24)日頃から健康診断等を受診し、健康増進に積極的に取り組む高齢者に対して、健康保険料の一部に相当する金額を還付する「元気高齢者支援金」制度を新たに創設します。【重点】
 
25)高齢者実態調査で特別養護老人ホームの待機者やクループホーム、在宅の要介護者状況を的確に把握・分析し、特別養護老人ホームやグループホーム、在宅介護支援の小規模多機能施設、宅老所ついて現実に即した適切な整備を行います。
 
26)在宅の要介護高齢者世帯に対する支援策として、その状況や症状に応じて適切な公的支援を行います。
生活保障戦略
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<3つの改革プログラム>
 2.行政改革
 3.議会改革
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 2.高齢期
 3.活動期
 4.日常生活
<4つの都市像>
  都市