4.アジアスタンダードを確立する「人材育成都市」
経済成長の原動力は人材です。ICT時代の今日、アジアに特化しつつも、世界で活躍できるコミュニケーション能力を若いうちから養うことが基礎的な人材育成の要件となっています。また、世界からの人の交流を進める福岡市は、文化理解、また、急速に進展する社会変革などに対応するための成人教育の場が一段と必要とされてきています。加えて、グローバル化する経済の中で、付加価値の高い生産力をつくり出すためには、戦略的に意識して、人材のスカウトが必要となります。
【具体的施策】
43)小中高校での外国語、特に、英語での完全授業校の導入や、アジア語の特別教育プログラムを導入します。
44)外国人が日本文化やアジア文化を学び文化理解を深めることができ、一般成人が先端技術や学問や起業ノウハウを学べ、再学習の入り口となる「コミュニティ・カレッジ」を設立します。
45)アジアの近現代の文化研究では世界一を目指すなど、福岡にふさわしい世界水準の高等教育研究機関を市主導で設立し、特定分野で指導力のある、即ち、人材吸引力のある人材の福岡在住ポストを確保します。