3.活動期『若者、女性、高齢者・障がい者が生きがいを抱ける雇用環境』
人の幸せは、元気で働けて、日常の生活に不自由しない程度の収入を得られ、自分の身近な周囲で居場所があることです。社会保障の充実が雇用の創出を通じ、同時に成長をもたらすことが可能です。財政の機能を通じて、社会保障の安定的な供給を確保し,市民に安心を約束することにより、持続的な成長を導くものです。
そのためには、若年期の非正規や派遣社員等の『不安定な雇用環境の改善』、女性が『結婚し母になってもそのキャリアを継続して活かせる職場環境』、そして高齢者・障がい者の健康と生きがいを保証する『元気で働き続けられる雇用の場』の創出が必要です。
【具体的施策】
27)新卒条件緩和企業、育児休暇取得優良企業、高齢者雇用促進企業の入札参加の総合評価のポイントの割合をインセンティブが働く程度に高めます。
28)障がい者の就労支援とともに就労率達成企業の社会的認知の促進に努め、ときめきプロジェクト(集客力のある公共や民間の場所を開放)を通じて障がい者施設商品の販売を積極的に推進し,障がい者の製品が身近にあふれる「ときめきシティ」づくりを進めます。