福岡市議会
民主・市民クラブ
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 ● 新こども病院建設にともなう課題の解決
(2)こども病院の全国的な意味とアクセスの充実
 患者さんの約半数が高度な医療水準として認知されているこども病院に市外、県外など全国から来られた子どもたちです。こども病院は福岡市民の財産であるとともに、国民の財産でもあります。少し視野を広げれば、福岡市が福岡市民のためだけではなく、他都市の市民のためにも質の高い小児医療を提供する理由は、他都市からヒト、モノ、カネなどを吸収し、成長を続ける福岡市の責務でもあると言えるのではないでしょうか。そのように考えると、新こども病院を十分な敷地面積の確保できるアイランドシティに整備する意味は大きいといえます。
 
 患者家族の皆さんから交通アクセスの不便さについてアイランドシティへの移転を懸念されていますが、同島内に都市高速道路を延伸し、直結することで懸念の大部分は解消することができると確信しています。また、路線バスについても新病院まで直通運転すべく事業者と協議を重ね、アイランドシティと千早駅を結ぶシャトルバスの試験運行を開始していると聞いております。
 
(3)新こども病院と市長公約
 こども病院(中央区唐人町)と市民病院(博多区吉塚)については、前市長がアイランドシティへのこれら2病院の統合移転方針であったものを、吉田市長は市直営から、経営権の現場裁量が拡大する独立行政法人に移行して病院経営の改革を進めて、こども病院の医療水準を守り抜くために、こども病院のみをアイランドシティに移転、新築することに見直したものです。この判断は、「子ども病院の人工島への移転計画を、福岡市全体の医療行政の観点から見直します」(吉田ひろしの市民との約束<報道用資料>2006年10月30日)とする吉田市長の選挙公約に沿ったものであると、わたしたちは理解しています。
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