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HOMEリポート米国視察報告書>サンタフェ研究所
 サンタフェ研究所(サンタフェけんきゅうじょ、SantaFeInstitute、SFI)は、1984年、アメリカ合衆国ニューメキシコ州サンタフェに設立された非営利組織。

 ロスアラモス国立研究所のジョージ・コーワンの構想に基づき、ノーベル賞受賞者のマレー・ゲルマン、フィリップ・アンダーソン(物理学)、ケネス・アロー(経済学)らが賛同して設立された。複雑系(複雑適応系)研究のメッカ。(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
◆あこがれの複雑系研究の都、サンタフェ研究所予約なしで1時間ほどガイドツアーを体験

 複雑系の世界の中心地、サンタフェ研究所へ予約なしで行きました。思い切って名刺を出すと、ガイドツアーをやっていいとのこと。何という幸運。1時間以上かけて、研究所を案内していただきました。若い研究者が、他の研究者とふれあいながら研究をしている。福岡との連携の可能性も少し見えてきました。少し興奮しました。年報も送っていただく手続きをして、興味深い研究のレポートももらって、お礼して、離れました。感激でした。

 サンタフェ研究所は、市内はもとより、遠くロッキーの峰が見はらせるロケーション抜群の高台に位置していた。世界から有能な科学者たちやその卵たちがつどい研究できる施設として位置づけており、この研究所周辺にまたその予備軍を呼び寄せ、まちの住民化していくこと、そのことがまちづくりの根幹に据えられていることに注目しました。

 研究施設の設備でおもしろいのは、研究者同士のコミュニケーションを否応なく図られるような一種の装置を所内のスペースとして配備していることでした。つまり、研究部門が全く違っていても互いのコミュニケーションによって必ず刺激しあうことが出来るとして、食事の場所に工夫を加えたり、趣味の絵画などを披瀝しあうスペースを作ってコミュニケーションの素材にしていくなどの気配りがなされていました。このような研究所の運営には、産学連携した企業などの研究依頼費や成功した研究者の寄附などによって賄っていることにまた驚きました。是非日本からも優秀な研究者の卵を派遣すれば、受け入れる用意はあるとのことだった。福岡の大学との連携を図る、新しい仕事です。

・創始者は原爆開発のロスアラモス研究所を退官した人で、このギリシャに似た自然環境から、TempleofEducation,知の神殿としてサンタフェ研究所を創ることにしたというエピソードも紹介されました。

・年予算は約12億円だそうです。

・置いてあるカタログや研究報告書を頂いていたら、定期的に送ってやるとのことで、会員登録してくれました。


※サンタフェ研究所のゲート
※原爆の開発を秘密にやったロスアラモス研究所は正面の山の所にあるそうです。その研究所OBがギリシャの知の神殿としてつくったのがこの研究所です。
※サンタフェ研究所の内部風景
※建物の外観の一部
※ホワイトボードには数式がいっぱい
※風景を見る
※玄関での記念撮影
「新こども病院に対する私たちの見解」ダウンロード
 
「アメリカ 行政視察 報告書」ダウンロード
 
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