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HOMEリポート米国視察報告書>アスペン研究所
●アスペン研修所視察
取材先;Ms.AmyMargerum,ExecutiveVicePresident,
Operations,CorporateSecretary.Mr.RichardGrefe,ExecutiveDirector,AIGA.

◆アスペン研究所の運営責任者エイミー・マーゲラムさんによるアスペン研究所の案内

 アスペン研究所の研修施設を視察しました。都会では決して得ることが出来ない美しい山間地ロケーションの中での、費用を惜しみなく使った施設は、訪れた人たちの知性と創造力をかき立てるものとなっています。まさに、「学術・文化の都」にふさわしい施設でした。

 一部工事があっていました。まだ、拡張、充実の投資を行っているということです。ホテル、宿舎、そのほかにも会議ホール、テニスコート、プールなどがありました。また、私たちが訪れた日の夕方から開かれる「アスペン・デザインサミット」の会場を見せていただきました。このデザイン会議に触発されて、故黒川紀章さんが中心となって始めたのが「日本文化デザイン会議」だと記憶しています。すごいロケーションの会議室。まさに準備が進行中。そのニューヨークを拠点として活動している中心人物とも挨拶することが出来ました。

 また、その建物の前には、環境彫刻家で有名なアンディ・ゴールドワージーのアースワークがありました。この彫刻はサステイナブル・デザインとして、頂いたカタログに紹介されていました。施設の室内環境を新しいシステムで整える設備の一部となっているとのことでした。研究所のクリエイティブな体質を象徴するものです。

 すぐ建物の横には美しい色をした水が流れる川が。こんな環境だったら、とにかく、崇高なことしか考える気がしないとなるのでは。「ここで、世界の頭脳に日本のこれからの生きて行き方を考えてもらっては?」、などと思ってしまいました。また、福岡でもしこのような施設を造るとしたら、どこかな?山間だから早良かも・・・、などと思いました。

・年間通して様々な音楽・学術文化のイベントを開催し、年総予算は約80億円、年間事業費は30億円だそうです。

・スタッフの数は全体で240人。アスペンに40人、ワシントンに200人いるそうです。

・アスペン・アイデア・フェスティバルは7日間今年で5回目、毎年開かれています。ダボス会議がライバルだとエイミーさんが言ってましたとおり、芸術家、企業家、政治家など有名な人たちが集まり、様々なアイデアを出し合う会になっています。

・夏の間はほとんど毎日イベントがあっているそうです。


※1 あこがれのアスペン研究所です。
※2 大きなテントシアター
※3 アンドリュー・ゴールドワージーの環境彫刻
※4 研究所から見える山間の住宅地
※5 研修所の会議棟のそばを川が流れています。
※6 プールもありました。もちろんホテルも。今度来る時は研究所のホテルに泊まることを勧められました。料金を聞くとあまり高くなかった。
※7 世界的に有名なデザインサミットの準備中。私たちが訪れたその日にあるとのことでした。
※8 エイミーさんとみんなで記念写真
「新こども病院に対する私たちの見解」ダウンロード
 
「アメリカ 行政視察 報告書」ダウンロード
 
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