地方分権の進展に伴い地方自治体の自己決定権が拡大しており、首長と議員の双方を住民の直接選挙にかからしめる二元代表制の下で、地方議会の果たすべき役割とその責任は飛躍的に増大しています。地方議会が担う役割には、主なものとして行政監視機能と政策立案機能があり、最近では、特にこの政策立案機能の強化を求める声が高まっています。
議員による条例案の提出は、首長の提出した条例案に対する対案として、また、時として地域の抱える多くの課題に対して議員自らその対応策を責任を持って提案するものとして、地方議会がその職責を果たすための重要な手段となります。
そこで、私たちも議会の活性化のため、また議員自ら責任を持って市政に望むために、民主・市民クラブ内に議員提出条例勉強会を立ち上げ、今までに3回の会合をもち、テーマを(1)放置自動車対策、(2)夜間の花火打ち上げ対策、(3)飲酒運転対策の3つに絞り、来年6月議会に上程できるように準備を進めています。 条例案がまとまりましたら紙面上で報告します。
参考:地方自治法第112条にもとづき、6名以上の議員連名で条例提出が可能。