Copyright(C) 2007-2013 福岡市議会 民主・市民クラブ All rights reserved.
福岡市議会
民主・市民クラブ
〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神1-8-1
TEL:092-711-4736
FAX:092-732-4055
HOME>議会通信>Vol.31 2007年 夏号
Vol.31 2007年 夏号
 
写真は後列左から 玉井 輝大(早良区)、太田 英二(城南区)、阿部 正剛(東区)、山下 謙二(南区)、田中しんすけ(中央区)、田中丈太郎(博多区)
前列左から 金出 公子(東区)、江藤 博美(西区)、栃木 義博(早良区)、三原 修(南区)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
えとう ひろみ
江藤 博美
(西区・3期)第3委員会 都市問題等調査特別委員会    
事務所:西区壱岐団地137-103 TEL.092-811-8181 
とちぎ よしひろ
栃木 義博
(早良区・3期)第4委員会 交通対策特別委員会    
事務所:早良区西新5-15-24 タナカビル202
TEL.092-845-2224
みはら おさむ
三原  修
(南区・3期)第1委員会    交通対策特別委員会    
連絡先:中央区天神1-8-1 議員控室 TEL.092-711-4736
かないで こうこ
金出 公子
(東区・2期)第2委員会 少子・高齢化対策特別委員会    
事務所:東区千早1-42-3 TEL.092-661-3107
やました けんじ
山下 謙二
(南区・1期)第5委員会 少子・高齢化対策特別委員会    
事務所:南区若久2-21-21 TEL.092-511-6925
たまい てるひろ
玉井 輝大
(早良区・1期)第3委員会 都市問題等調査特別委員会
事務所:早良区野芥3-26-7 TEL.092-405-3000
あべ せいごう
阿部 正剛
(東区・1期)第2委員会 少子・高齢化対策特別委員会
事務所:東区和白丘2-1-40 TEL.092-606-1818
おおた えいじ
太田 英二
(城南区・1期)第1委員会 都市問題等調査特別委員会
事務所:城南区鳥飼5-7-1-2F TEL.092-214-2220
たなか  じょうたろう
田中丈太郎
(博多区・1期)第4委員会 交通対策特別委員会
連絡先:中央区天神1-8-1 議員控室 TEL.092-711-4736
たなか
田中しんすけ
(中央区・1期)第5委員会 都市問題等調査特別委員会    
事務所:中央区平尾2-15-20-211 TEL.092-521-3650
 
第1委員会:市長室・総務企画局・財政局・市民局・こども未来局・会計室
            教育委員会・選管・人事委員会・監査・議会
第2委員会:保健福祉局・環境局・交通局          
第3委員会:経済振興局・農林水産局・港湾局・農業委員会    
第4委員会:都市整備局・建築局・消防局    
第5委員会:土木局・下水道局・水道局
 つゆ空の雲間に初夏の陽射しが眩い6月、平成19年第3回定例議会が開催されました。桜の舞う4月の統一地方選挙では、吉田市長の公約実現の中核勢力として私たち民主・市民クラブは、これまでの4名から10名へと大きく躍進しました。ご支援をいただいた多くの市民みなさまに喪心より感謝申し上げます。
 この6月議会は、半年の処女航海を終えた吉田市政が新たな議会勢力とともに「どのように公約実現を目指しているのか」、「どの方向に舵を切ろうとしているのか」大変重要な時期の議会でした。
 トップバッターの栃木義博議員(早良区)は、前期に倍する拍手を受けて登壇し、「アイランドシティ(人工島)事業の見直し検証・検討」の中間報告を受けて、市立病院の統合移転の問題等について鋭く切り込みました。議会の事業推進派は、山崎市政のもとで策定された新病院基本構想を唯一の論拠としています。その後の福岡市の医療体制の変化を踏まえた同構想の検証や先の市長選、統一地方選挙で示された「財政の健全化へ」の強い市民意識への配慮が欠落しているといえます。
 次に、山下謙二議員(南区)が、吉田市長の公約実現のため大きな柱となる「行政改革」と「市民の声を市政に反映」(青果3市場の統合移転等)について質問しました。局長答弁で限界のある「ムダな仕事の削減へ」の行政体質の改革や「政策決定に市民の声が反映された」と市民が感じられる市政実現には吉田市長の強いリーダーシップが今後期待されます。
 最後に、玉井輝大議員(早良区)が2兆6,000億円の借金の責任の所在から、「市民に分かり易い財政状況の公表」「財政資料のグラフ化」「電子化」をまじえ吉田市政のミッション(使命)を質問しました。吉田市長は「現市政の最大のミッション(使命)は財政健全化」と力強く答弁しました。
 吉田市政は、まだまだ開発重視の大きなうねりの中にいます。市民の期待に応え「財政の健全化」を図り「大型開発より暮らし重視」の市政運営を目指し、民主・市民クラブは会派一丸となって緊張感をもって吉田市政を支えてまいります。今後ともご支援を宜しくお願いします。
民主・市民クラブは6月8日にアイランドシティ・福岡市民病院・福岡市立こども病院を視察し、現場の職員の方の説明を聞き、6月議会に挑みました。
アイランドシティ
国際コンテナターミナル
福岡市民病院
福岡市立こども病院
人工島への新病院の
統合移転は疑問!
時間をかけて市民合意を
6月21日【一般質問】栃木 義博議員
アイランドシティ事業の見直しと2つの市立病院の統合移転の見直しとは分けて考える必要があると考える。中間報告では新病院基本構想の総括と反省を踏まえ、病院の統合移転という既存の選択肢だけでなく、病院経営の改革に伴い適地についても選択肢を広げており、全市民的な議論の必要性が生じている。十分な時間をかけて全市民的な納得が得られるように合意を図る必要があると考えるが。
 
病院の問題とアイランドシティの土地処分の問題は分けて検討していきたい。2つの病院については外部のアドバイザーの意見を参考にしながら、現病院の改築・改修や現地での建て替えの可能性も含め、幅広い観点から検討。市民の意見も聞き、議論していく中で、市民全体の合意として11月に最終報告を出せるように努力していきたい。
 
議論の結果、本年度にも購入予定だったアイランドシティの土地に新病院の統合移転が成立しない場合、現行の資金計画・事業計画をクリアする自信はあるか、あるいは事業計画の見直しが迫られるのか。
 
銀行団との融資協定に少なからず影響が出てくるが、新病院の移転統合が成立しない場合も、土地処分に全力をあげて取り組んでいきたい。
 
リーダーシップを
発揮して
市長公約実現を
6月22日【一般質問】山下 謙二議員
「福岡市2011グランドデザイン」は市長公約とどのような関係にあるのか。簡潔に市民にわかりやすく多数の職員が納得できる内容にすべきだと思うが。
 
グランドデザインは市長公約の趣旨に従い、今後、4年間の市政運営の基本方針を策定していくもの。その中で市長公約の実現方策について盛り込んでいきたい。数値目標の設定や市民と接する現場を重視するなど、市民や職員にわかりやすく実現性や実効性のある内容にしたいと考えている。
 
重要な政策決定に市民の声をどのように反映させるのか。特に、青果市場の統合移転には弱者の声を反映していただきたい。
 
市民意識調査やパブリックコメントで、市民の声が施策に反映するように努める。青果市場の統合移転には、青果業を営む方などがお困りにならないよう十分配慮して進めていく。
 
スピードと責任を持って市長公約を実現するため、リーダーシップを発揮していただく市長の決意を伺いたい。
 
「2011グランドデザイン」の戦略をたてる過程で私のビジョンを示していく。直接、現場の職員に指示するなど、スピード感をもって市政にあたる。
 
財政健全化を進めるために
市民が一目で比較対照できる
グラフ化、電子化、
効果のインデックス化を提案
6月22日【一般質問】玉井 輝大議員
今後の財政状況の市民への公表について、どのように取り組んでいこうと考えているか。
 
財政リニューアルプランの中で示していきたい。市政だよりやホームページを活用し、予算や決算の概要を財政白書などとして公表しているが、よりわかりやすく改善するともに、予算編成過程の公開のインターネット活用などについて、他都市の実例などを勘案しながら検討していきたい。
 
市長は財政健全化を進めるため、どのような福岡市のミッションを職員に対して発し、どのようにして身の丈にあった財政運営のための「費用対効果」を算出しようとしているのか。
 
財政再建、政策、組織は密接な関係にあるが、あえて財政再建を最大のミッションと考え、すべては財政再建から始まるという理念を職員に徹底させていきたい。現場では、徹底してコストパフォーマンスを考えるべきテーマが多いとの前提で議論していきたい。
 
予算や決算、事業説明資料の「グラフ化」「電子(デジタル)化」、「効果(バリュー)のインデックス化」を提案したい。
 
市民への説明責任を果たす具体的な方法として、わかりやすいグラフ、インデックスなど比較できる資料を示すことは大切。今後、グラフの使用などをさらに指示していきたい。
 
「新こども病院に対する私たちの見解」ダウンロード
 
「アメリカ 行政視察 報告書」ダウンロード