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Vol.33 2008年 新春号
 
後列左より、玉井輝大、三原修、江藤博美、阿部正剛、栃木義博、山下謙二
前列左より、田中丈太郎、太田英二、金出公子、田中しんすけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
えとう ひろみ
江藤 博美
(西区・3期)代表
とちぎ よしひろ
栃木 義博
(早良区・3期)幹事長
みはら おさむ
三原  修
(南区・3期)議運理事
かないで こうこ
金出 公子
(東区・2期)副幹事長
やました けんじ
山下 謙二
(南区・1期)議運
たまい てるひろ
玉井 輝大
(早良区・1期)政調
あべ せいごう
阿部 正剛
(東区・1期)政調
おおた えいじ
太田 英二
(城南区・1期)総務
たなか  じょうたろう
田中丈太郎
(博多区・1期)政調
 
たなか
田中しんすけ
(中央区・1期)総務
 民主・市民クラブは市長を支える会派として、執行部が示した平成18年度決算を支持し、決算討論で玉井輝大議員(早良区)が賛成の立場を表明しました。
 一般質問では、来年度予算に盛り込む重要施策として、栃木義博議員(早良区)が「2011グランドデザイン」「市立病院統合移転事業」「都市高速道路」について、田中丈太郎議員(博多区)が「全児童対策」「障がい者雇用」について、阿部正剛議員(東区)が「東区の市民サービス」「公園野球場整備」「ウイルス性肝炎」について質問、予算への反映を強く要望しました。
※ 写真は12月11日、決算討論の玉井議員
 
 「福岡市地球温暖化対策地域推進計画」において地方公共団体としての「率先した取り組みの実施」、「地域住民への情報提供と活動推進」が不十分だと主張。より分かりやすく市民が取り組めるよう、工夫すべきと求めました。保育行政に関しては、共働きや一人親家庭が増加する中、親が安心して働ける環境づくりが必要だと指摘。国の制度だけではなく、保護者や保育園の立場に立ち、より主体性を持って国に働きかけ、事業推進を図るべきと要望しました。
 また、12月アイランドシティ事業検証・検討チームの「市立病院統合移転事業について小児・周産期医療、及び感染症医療に機能を特化すべき」という報告に対し、支持するとともに、市立病院の経営改善の早期実現を図るため経営形態の変更に着手すべきと要望。そして「土地処分と企業誘致に関するトップセールス」について、アイランドシティを一日も早く「市民の財産」とするよう強く求めました。
 
  謹 賀 新 年
 吉田市政の誕生から1年。「子育て日本一」など、市民の暮らしを重視した福岡市をめざす、吉田市政の与党として、就学前乳幼児の医療費の自己負担分の無料化や障がい者の自立支援をサポートするための負担軽減策の継続、こども総合相談センター・えがお館の相談体制の充実など市民の期待に応えて実現しました。
 今年は、子ども病院の整備移転と病院経営の改革にまい進し、放課後こども教室の実現と留守家庭子ども会の無料化、時間延長など全児童対策を進めます。
民主・市民クラブ10人の新たな仲間たちで8カ月、吉田市政とともに歩いてきました。2008年は、身の丈に合った市政へと名実ともにリニューアルする年です。
2年目を迎えた吉田市政の与党として、市民の財産に相応しい、こども病院の整備充実など、市民の暮らしに根ざした施策の実現に全力投入します。
昨年は選挙の時から皆様とお約束をした7つの項目の実現に向け種をまいた年、今年は1つ1つの項目を刈り取り始める年と思っています。皆様の後押しを宜しくお願いします。
皆様方の期待に十分応えることができるよう、女性の視点で「市民が主役・生活重視」の市政にしっかり取り組んでまいります。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
2008年も初心(威張らず、怒らず、誠実に)を忘れず、みなさまの声に細心の「チュー」(注意)を払って、暮らしにね(子)づいた市政を目指してまいります。
水辺清掃など水辺から環境改善の取り組みを続けます。「事業比較できる会計」の導入から財政再建を目指します。そして「政権選択できる社会づくり」に励みます。
市民の皆様が「安全に、安心して暮らせる街」、「一所懸命頑張った方が報われる社会」を実現するために頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
市政に携わり、まだまだ皆様の代弁者としての役割は果たせておりません。
本年も1年、まずは声を集める活動からスタートし、市制改革に取り組んで参ります。
三度目の年男を迎えることになりました。
本年も地域活動を通じ、人との出会いを大切にしながら、安全安心の街づくりを目指して、全力で走ってまいります。
市政に携わる機会を得ることができた喜びを、日々噛みしめながら活動を続けています。
今年もこれまで以上に、胸を張って元気よく!議会で地域で頑張ります!!
(11月29日 市長室にて)
 2年目を迎えた吉田市政は、「こども」「環境」「アジア」の3本を基軸に「福岡市2011グランドデザイン」を策定し、新しい福岡市づくりをスタートさせます。わたしたち民主・市民クラブは、これを支持するとともに、市民の立ち位置に立って、平成20年度重点施策の実現を吉田宏市長に要望しました。
12 月11日
[決算討論]
玉井 輝大
(早良区)
市民のための環境、保育行政を!
アイランドシティを
一日も早く「市民の財産」に!
12 月12日
[一般質問]
栃木 義博
(早良区)
こども病院の単独移転、
市民病院の民営化を視野に
経営改革に取り組むべき!
 「市立病院統合移転事業検証・検討の最終報告」について、「民間移譲を含めて検討する必要がある」とした最終報告は国の動きに連動したものか、国から何を求められているのかを質問。「本市の医療環境などから政策的に担う必要性が希薄化しており、国から『公立病院の役割の見直し、明確化』、『健全経営と医療の質の確保』なども求められ、今回の検証・検討と方向性を同じくする」と答弁を引き出しました。また、こども病院は周産期医療を加え、特化したこども関連医療にすべきと述べました。
 アイランドシティへの延伸が提案されている「福岡都市高速道路の料金値下げ」について、都市高速道路の大型車の利用が少ないことに関して、利用料金の負担が大きいとの意見に対する市の認識を問いました。土木局長は大型車の利用率や経営状況の推移を述べ、「道路ネットワークの充実により大型車の利用は増加傾向にあり、並行する一般道から転換が進んでいる」と答弁。
 最後に、今年の市政推進に対する吉田市長の抱負と決意を質問すると、「2年目に入り、様々なプランを策定、数値目標を設定した市債発行額の縮減など、さらなる行政改革を進め、早期に財政健全化の道筋をつけ、市民生活の充実と都市活力の創出を図るため全力で取り組みたい」と答えました。
12 月13日
[一般質問]
田中 丈太郎
(博多区)
子どもたちが安心して遊べる
居場所の早期実現と
障がい者の雇用確保を!
 「全児童対策」に関して、「留守家庭子ども会事業」「昼間校庭開放事業」「放課後の遊び場づくり事業」の現状や、その成果と課題に関して質問、福岡方式が全児童対策の見本と言われるよう、子どもたちが安心して遊べる居場所づくりの早期実現などを主張、こども未来局長から「今回の提言や関係者の意見をもとに、教育委員会とともにしっかりと検討を進めていきたい」など前向きな答弁を得ました。
 「障がい者雇用」では、市が所管する外郭団体や教育委員会が法定雇用率を守っていないことを厳しく追求。率先垂範して障がい者の雇用確保に取り組むべきであり、民間企業の法定雇用率達成に向けた指導を行っていくためにも、まずは市の組織や外郭団体の足元を固める必要があると主張しました。
12 月14日
[一般質問]
阿部 正剛
(東区)
市公共施設の利便性の悪さに
市は何らかの対応を!
肝炎対策は専任の担当組織を
設置する姿勢で臨むべき
 人口が一番多い東区で、市民センターや体育館などの利用者数が市内で一番少ない要因を追求。「利便性が悪い」という区民の声に、市は何らかの形で応えるべき。
 千早駅前(香椎操車跡地)に約52億円で先行取得している1.5haの土地について、地元からの要望を踏まえ、早急に方向性を示すべきと訴えました。
 ウイルス性肝炎問題について、保健福祉局の対応はまるで他人事のようであり、患者の声を直接聞いていないのが原因ではないかと厳しく追及。来年度予算編成に向けて、独自施策の検討、当事者を呼んでの講演会の開催など、専任の担当組織を設置するくらいの姿勢で臨むべきと強く主張しました。市長から「国の動向を踏まえ、適切な治療に結びつけるための検査と治療の連携体制づくりなど積極的に取り組んでいく」と前向きな答弁を得ました。
「新こども病院に対する私たちの見解」ダウンロード
 
「アメリカ 行政視察 報告書」ダウンロード