「市立病院統合移転事業検証・検討の最終報告」について、「民間移譲を含めて検討する必要がある」とした最終報告は国の動きに連動したものか、国から何を求められているのかを質問。「本市の医療環境などから政策的に担う必要性が希薄化しており、国から『公立病院の役割の見直し、明確化』、『健全経営と医療の質の確保』なども求められ、今回の検証・検討と方向性を同じくする」と答弁を引き出しました。また、こども病院は周産期医療を加え、特化したこども関連医療にすべきと述べました。
アイランドシティへの延伸が提案されている「福岡都市高速道路の料金値下げ」について、都市高速道路の大型車の利用が少ないことに関して、利用料金の負担が大きいとの意見に対する市の認識を問いました。土木局長は大型車の利用率や経営状況の推移を述べ、「道路ネットワークの充実により大型車の利用は増加傾向にあり、並行する一般道から転換が進んでいる」と答弁。
最後に、今年の市政推進に対する吉田市長の抱負と決意を質問すると、「2年目に入り、様々なプランを策定、数値目標を設定した市債発行額の縮減など、さらなる行政改革を進め、早期に財政健全化の道筋をつけ、市民生活の充実と都市活力の創出を図るため全力で取り組みたい」と答えました。