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◆メトロポリタン 　世界三大美術館の一つ、ギャラリー数236という圧倒的威容を誇るメトロポリタン美術館は、まさに圧巻でした。日曜日ということと、霧雨模様の肌寒さもあってか観客は、大入り満員という状態で236のギャラリーがどこも所狭しと感じられました。 　エジプトの巨大遺跡発掘支援の功績で収蔵されているデンドゥール神殿をはじめ、数々のミイラなどの展示は、時間の経つのを忘れてしまうほど充実しています。 　ちょうど日本の「武士(サムライ)」展も開かれていました。日本刀などの持つ繊細な工芸技術にニューヨークの人が見入っていたのが印象的でした。しっかり見るならたっぷり三日はかかるなあというのが感想です。いい都市(まち)には、いい美術館が似合うと思いました。 ◆MOMA美術館 　1929年に設立された近代美術館(MOMA)は、その収蔵作品約15万点に及ぶといわれ、近代美術館の最高峰といわれています。リリー・P・ブリス、アビー・オルドリッチ、ロックフェラー、メアリー・クイン・サリバンとそのほか4人の理事によって設立された館は、近代という時代を見据えた最初の美術館としているだけに、映像や工業デザインの作品も数多く展示され、近・現代美術の全体像を知ることが出来ました。じっくりと見れば丸一日かかりそうです。 　おまけに訪れた時は無料の日。観客がごった返していました。無料にしても館内でショップやカフェで観客が落としていくお金、周辺地域における消費の溢れだし、観光都市ニューヨークの経済政策につながるものだと思われました。  ※メトロポリタンミュージアム外観 ※メトロポリタンミュージアムエジプト ※メトロポリタンミュージアムアート・オブ・サムライ展 ※メトロポリタンミュージアム絵画展示も ※近代美術館入り口 ※近代美術館モネの大作睡蓮
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