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●サンタフェ市経済振興部局
取材先;Mr.FabianTrujillo.Director,Director,
economicDevelopment,CityofSantaFe.女性アシスタント Ms.SabrinaV.Pratt,ExecutiveDirector,ArtCommision,CityofSantaFe.
 
◆経済局の部長とその部下、文化振興担当者の3人とのCityofCultureandInovation(文化と革新の都市)サンタフェについてヒアリング
 
 私たちの事前質問項目に対して、サンタフェ市の文化・経済を中心とする資料を準備していただきました。
 
 北米大陸中西部の南に位置するニューメキシコ州サンタフェは、標高2,134mの乾燥した高地に約6万人の人々が暮らしています。このまちの産業の特徴は、州都ということに加えて、芸術文化都市としてアーティストやギャラリーが集う芸術観光(CreativeTourism)産業と研究者・技術者たちの研究に適した自然環境を活かした知的研究の集積を合わせて成り立っています。
 
 乾燥して温暖な高原都市の特性を活かしたまちづくりは、どのような人々を居住者として、または観光客として呼び込むかというまちづくり戦略の基本プランをきちんと組み立て展開している点がとても参考となりました。文化産業振興について興味深い情報交換ができました。
 
・ニューメキシコはインディアンの文化の香りがするところ、さらに、州の名前の通りメキシコの香りもします。担当部長のトルジュロさんもインディアン12世と言ってました。インディアン居住区もあちこちにありました。
 
・サンタフェは生活物価が高い都市です。失業率は少し上がったけど他の所と比べると低い、豊かな街です。
 
・1900年頃からアーティスト、版画家、作家、美術家、工芸家などが住み始めました。50の芸術組織があり、室内楽やオペラのイベントもあっています。
 
・原爆の開発を秘密裏に進めたロスアラモス研究所は同じ盆地の1時間ほどの所にあります。
 
・このような芸術・学術環境を背景として、バイオテック、メディア関連など「知」ベースの企業の立地も進んでいます。
 
・サンタフェを代表するジョージア・オキーフの絵を使ったユネスコのクリエイティブ・ツーリズムの世界大会のポスターをいただきました。ユネスコのクリエイティブ・シティ事業に神戸、名古屋は参加しているとのことでした。福岡も検討してはいかがでしょうか。
 
 サンタフェの美術館が立ち並ぶキャニオンロードを訪れました。小さな100軒におよぶギャラリーが、軒を連ねて立ち並ぶ通りを歩くと、インディアン、メキシコの香りがする作品が所狭しと展示されているギャラリーの集積に圧倒されました。
 
※1 サンタフェ市役所
※2 サンタフェ市で、文化芸術による経済振興。クリエイティブ・ツーリズムのヒアリンク
※3 市役所前での記念写真
※4 サンタフェのギャラリー街キャニオンロート
※5 2008年完成のコンベンションセンター(6,700m²弱)。他の都市(まち)のコンベンションセンターとは全く雰囲気が違います。メキシコ風、インディアン風。
 
「新こども病院に対する私たちの見解」ダウンロード
 
「アメリカ 行政視察 報告書」ダウンロード
 
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